ポーリング博士の7つの健康法

こんにちは。サクナの松成です。
ビタミンCを誰よりも愛した研究者、ポーリング博士は大変興味深いです。
予防医学は病院に行って検査することじゃなく、セルフケア!自分でするものです。

【L・ポーリング博士 と ビタミンC】

L・ポーリング(Linus Carl Pauling、米国の量子化学者、生化学者、医療研究者、1901年-1994年)は量子力学を化学に応用した先駆者であり、化学結合の原理を明らかにした業績により、1954年にノーベル化学賞に輝いた。
1960年~1970年代の米国において予防医療の分野をリードしていた研究者であり、また同時に医療従事者であることも、今日では医療関係者ならずとも誰もが知っている事実である。

予防医療の基本は栄養バランスのとれた食事、適度な運動と疲れを持ち越さないためのストレス解消法を実行することに尽きる。

その結果として生体防御機能、特に免疫力が高まり、風邪やがん、さらには心臓疾患などの生活習慣病が予防され、自然治癒が導かれることは今日では常識となっているが、ポーリングは1960年当時すでにこのことを喝破していた。

ポーリングは大量のビタミンCや他の栄養素を摂取する健康法を提唱し、更にこの着想を一般化させて分子矯正医学学説を提唱した。
この説は当時伝統的な医学会からは非正統的と看做されがちであったが、彼の予防医療の啓蒙活動が功を奏し、米国の心臓疾患罹患率が20%近くも減少したことは高く評価されるべきであり、今こそ、西洋医学と東洋医学が合体した統合医療へのシフトが望まれるところである。

ポーリングはビタミンCを誰よりも愛した研究者であり、自らの研究により、風邪やガン、さらには心臓疾患などの予防と治療に比較的高用量のビタミンCが有効であることを明らかにするとともに、多くの著書の中で、分子矯正医学の概念、分析、研究、及び洞察を説き、予防医療の大切さについての啓蒙に努力し、自らも大量(10~20g)のビタミンCを服用し続けた実践者でもあった。

ポーリングがビタミンCの大量療法に興味を抱いたのは、カナダの精神科医のオスモンドらにより精神分裂病に大量のビタミン剤が処方されていることを偶然知ったのがきっかけであった。
ナイアシンが当時の所要量の千倍近い量が使われていたのである。
これほどの量でもビタミン剤は安全に使うことができると言う驚きと、ビタミンは微量の栄養素であるという一般概念とのギャップに興味を持ち、ビタミンCの大量療法の可能性とメリットを追求することの価値を悟ったのである。

現代科学は、ビタミンC欠乏症(壊血病)の予防・治療量の閾値をはるかに越えたビタミンCが示す生理作用、薬理作用量が生体防御機能(神経、免疫、内分泌、解毒、細胞修復、抗酸化など)を高め、生活習慣病を予防し、アンチエイジングに貢献しているとの多くのデータを示している。そのきっかけを作った人物こそポーリングであると言っても過言ではない。

【ポーリングが自ら実行していた7つの健康法】

●【多量に水を飲む】
水は最大の栄養素であり、体の約60%を占める。1日2リットル以上は水分をとる。

●【大量にビタミンCを摂る】
人間は他の動物と違い体の中でビタミンCを作れない。したがって1日2,000mg(2g)以上を摂る。
果物でビタミンCが最も多く含まれているイチゴでも100gに約80mg。
足りない分はサプリメント(ビタミンC剤)で補給。

●【糖分の摂取を控える】
1日に必要なショ糖は8g。
自販機で販売されている炭酸飲料コップ1杯だけで14g~20g含まれている。

●【十分な睡眠をとる】
7時間から9時間。

●【お酒はほどほど、禁煙】
守れない人は大量にビタミンCを摂取する(3g以上)。 

●【適度な運動】
好きな運動(有酸素運動)を継続的に行う。

●【ストレスの回避】
ストレスによってビタミンCの血中濃度が下がり、諸病を引き起こす。
したがって好きな仕事をする。家族もしくは恋人と楽しく過ごす。