こんにちは。サクナの松成です。
いや~”レスベラトロール”があれば病院の薬はいらないんじゃないの?と思うほど、たくさんの効果・効能があり、万能薬とも思えるほどです。
ただ、”レスベラとロール”といっても、ブドウ由来の天然成分で、「トランス-レスベラトロール」に限ってです。
レスベラトロールも薬のように大量合成されたものになると、また問題があれこれとでてくるでしょうが。。
レスベラトロールによる腎臓への影響、これはうれしいですね~。
私はムリしたり油断すると慢性の膀胱炎が出るのですが、何ともなくなったのはレスベラ・ドリンクのおかげかな!?
⇒レスベラトロールで急性腎障害が軽減、ベリー類やワインに思わぬ効果?
ブドウ、ブルーベリー、クランベリーなどのベリー類やワインなどに含まれる抗がん性物質であるレスベラトロールは、マクロファージによって生じた炎症を抑制することで、細菌の表面に存在する脂肪と糖が組み合わさった「リポ多糖類」で引き起こされる急性腎障害を軽減すると明らかになった。
「敗血症」で起こる大きな問題
中国の武漢大学を中心とする研究グループは、その結果を栄養学の専門誌、モレキュラー・ニュートリション・フード・リサーチ誌オンライン版で2015年1月27日に報告した。
急性腎障害と呼ばれるのは腎臓に起こる病気の一つだ。細菌やウイルス、真菌が感染すると、「敗血症」と呼ばれる血液に微生物が増える状況が起こってしまい、腎臓が痛んでしまう。感染症が起こったときに特に頻繁に起こってくる重い合併症と言える。
細菌の表面にあるリポ多糖類で引き起こされた急性腎障害は、腎臓の血液をこす能力を落としたり、炎症を起こしたりして、腎臓の機能を大きく引き下げてしまう。
研究グループは、リポ多糖類で誘導された急性腎障害に対するレスベラトロールの保護的作用を動物実験で検証した。
治療前後、治療後のみにレスベラトロールを注射投与して比較対照と比べるというものだ。
炎症防ぎ「腎保護作用」
その結果、レスベラトロールは腎機能を改善した。
血液中、腎臓組織中にある炎症の目印となる「サイトカイン」と呼ばれるタンパク質の量を低下させていた。
腎臓の血液をこす能力の低下を予防して、腎臓組織そのものの炎症も防いでいた。
レスベラトロールによる治療は、過剰な炎症に関係した変化を防いだ。例えば、マクロファージの活性化、サイトカインの放出、「Toll様受容体4(TLR4)」の活性化に伴うマクロファージに対するリポ多糖類への反応といった変化をそれぞれ軽くした。
レスベラトロールは、マクロファージのアポトーシス誘導と関連するマクロファージにおけるiNOS、Bcl-2、Bcl-xL遺伝子の発現も低下させた。
「結論として、レスベラトロールは、敗血症で誘導された急性腎障害を予防。新しい薬となる可能性がある」と研究グループはまとめている。
病気に伴う腎臓のダメージに、ワインの成分が思わぬ効果を持つのかもしれない。
文献情報
Chen L et al.Resveratrol attenuates lipopolysaccharide-induced acute kidney injury by suppressing inflammation driven by macrophages.Mol Nutr Food Res. 2015 Jan 27 [Epub ahead of print]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25643926
健康も1日にしてならず。コツコツと予防してまいりましょう!
【レ・レスベラトロール】
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